制度を知る
就労継続支援A型とB型の違い
- いちばんの違いは「雇用契約があるかどうか」
- A型は給料(原則、最低賃金以上)、B型は工賃
- 平均はA型が月91,451円、B型が月24,141円(令和6年度)
- 迷ったら、見学や就労選択支援で実際の作業を試してから決める
A型とB型の違いを表で比較
| 項目 | A型 | B型 |
|---|---|---|
| 雇用契約 | 結ぶ(雇用されてはたらく) | 結ばない |
| 受け取るお金 | 給料(原則、最低賃金以上) | 工賃(作業の成果に応じて) |
| 全国平均(令和6年度・月額) | 91,451円 | 24,141円 |
| はたらく時間 | 週20時間前後など、勤務の決まりがある | 週1日・短時間からなど、柔軟なことが多い |
| 向いている人 | 決まった時間はたらける体力があり、収入を増やしたい人 | 体調に波がある人、まずは生活リズムを整えたい人 |
| 利用料 | どちらも世帯の所得に応じて上限が決まり、多くの人は0円 | |
平均額は厚生労働省「令和6年度工賃(賃金)の実績について」より。
A型は「雇用されてはたらく」福祉サービス
A型(就労継続支援A型)は、事業所と雇用契約を結び、支援を受けながらはたらくサービスです。労働基準法などが適用されるため、原則として最低賃金以上の給料が支払われ、条件を満たせば雇用保険や社会保険にも入ります。そのぶん、決まった日・時間に通うことが求められます。
B型は「自分のペースで作業する」福祉サービス
B型は雇用契約を結ばないため、体調に合わせて通う日数や時間を調整しやすいのが特徴です。くわしくはB型の解説をご覧ください。
どちらを選べばいい?
「収入を増やしたい」「決まった時間はたらける」ならA型、「まずは通う習慣をつけたい」「体調の波が大きい」ならB型が候補になります。ただし、どちらが合うかは作業内容や事業所の雰囲気でも変わります。
- 気になる事業所を2〜3か所見学して比べる(見学でチェックすること)
- 就労選択支援で、実際の作業を通して向き不向きを確かめる(就労選択支援とは)
- はたらき方タイプ診断で「ステップアップ」寄りか「じぶんペース」寄りかを知る
なお、A型も令和9年(2027年)4月から、新しく利用する人は原則として就労選択支援を受けてから利用を決める仕組みになる予定です。
自分に合う「探す条件」を知る作業の好みと通い方のペースから、10のはたらき方タイプのどれに近いかがわかります(10問・3分・登録不要)。
無料でタイプ診断よくある質問
QB型からA型に移ることはできますか?
できます。B型で作業や通所に慣れてから、A型や一般企業へステップアップする人もいます。移るときは市区町村で受給者証の手続きが必要です。
QA型とB型を同時に利用できますか?
同じ日にA型とB型の両方を利用することはできません。日によって使い分けられるかどうかは市区町村が判断するので、相談支援専門員や窓口に相談してください。
出典・参考
制度の内容は2026年10月26日時点で確認したものです。地域や時期によって扱いが異なる場合があるため、お住まいの市区町村でご確認ください。内容の誤りは相談窓口からお知らせください。